第6号 「笑顔」

 毎日、朝夕に愛犬の散歩をさせている。時々、乳母車に寄りかかりながら、乳母車に愛犬をつないでゆっくりと散歩しているお婆さんに出会うことがある。そのお婆さんは、眼も耳も話し方もまだまだ健全で、顔を見合わすとニッコリとほほ笑んで話し相手になってくれる。聞けば93歳とのこと。凄い!

 今までの人生で喜怒哀楽をいろいろ体験されてきたと思うが、この微笑みは心のゆとりであろうか、悟りであろうか。なんと素晴らしい!

 

人間は、追いつめられると「うつ」になる場合があるとのこと。年齢を重ねると、思い通りに身体は動かず、もどかしくなってくるから尚更であろう。これから私たちは人生の後半に向かって、のんびりと、好きなことをやって、楽しみながら生きていきたいと思う。会員の皆さんは、そんな気持ちでテニスに情熱を燃やしておられることでしょう。

 

ここで妙案ですが、あのお婆さんのように、いつも「笑顔」でいたらどうでしょう。イライラ、クヨクヨせず、好きなテニスを楽しんで、大声を出して、ストレスを発散させましょう。これからの時間を楽しく、いい時間にするには「笑顔」が一番だと思います。

 

日本には昔から「笑う門には福来る」ということわざがありますが、これは昔から「笑顔」には何らかの効果があると理解されていたものと思います。家族や友だちや周りの人たちが、いつも「笑顔」でいてくれたら、私たちはいつの間にか「笑顔」で良い気分になること間違いないでしょう。

 

「笑顔」は、免疫力をアップさせ心身の健康に良いとのことです。笑うと体内で発生したがん細胞を破壊する役割があり、認知症も改善するといわれています。(ナチュラルキラー細胞の効果)

笑えるテレビ番組・映画で大いに笑い、作り笑いでも口角を上げてほほ笑むだけでも良いらしく、吉本新喜劇にはがん患者の席があるというのも理解ができます。

 

「笑顔」は、その場を明るい雰囲気にし、相手や周囲の人たちを安心させて、笑顔を伝染させ、コ

ミュニケーションがスムーズになるとのことです。集中力・やる気が活発になり(ドーパミンの効果)

心から安らいで、睡眠の質を良くし、記憶力を維持するともいわれています。(セロトニンの効果)

 

「笑顔」は、表情筋が刺激を受けて、自律神経(循環・代謝・消化・体温調整等)が活発になるとのことです。その内、交感神経は車でいうアクセルの感じで、前向きな行動が出て戦うモードになるようですが、一方の副交感神経は車でいうブレーキの感じで、心が穏やかになり、リラックスモードになるとのことです。この二つの神経のバランスを上手にとることで、ストレスの発散ができるといわれています。

 

「笑顔」は、幸福度がアップするとのことです。幸せ感が湧いてきて、信頼関係を深め、チームワークが良くなるといわれています。(エンドルフィンの効果)

 

ぜひ毎日の生活の中で、意識的に「笑顔」を作って、楽しい人生を送りましょう。

「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」 (ウィリアム・ジェイムズ)